2018年12月5日に、弊社がブラック企業大賞2018にノミネートされたとの報道がなされております。関係者の皆様には大変なご心配・ご迷惑をおかけしておりますことを、心からお詫び申し上げます。
弊社の責任において、関係者の皆様に一連の報道につきご理解頂くためにご説明申し上げます。
今回、弊社がノミネートされた理由は、ブラック企業大賞企画委員会の運営するホームページによれば、弊社が当事者となっている訴訟の第1審判決が2018年9月11日に出されたことを受けたものとなります。
同訴訟は、育児休業から復帰した際に、本人の選択により契約社員に契約変更した元従業員について、復帰後の問題行為等を理由に雇止めした事案に関して元従業員から提訴されるに至ったものです。なお、第1審判決後には判決内容等について一部報道された経緯があります。
第1審判決では、契約社員への契約変更は元従業員の自由意思によるものとしながらも、残念ながら当社が主張した雇止め理由では不十分であり、元従業員に対する雇止めは無効であるなどと判断され、現在、同訴訟は控訴審である東京高等裁判所にて係属しております。但し、第1審判決においても、上記雇止めが元従業員の妊娠・出産、または育児を理由としたものとは判断されておらず、実際の理由も経緯も全く異なるものであることを申し添えます。
また、第1審判決後には、同判決では審理の対象とならなかった新たな事実も明らかとなっており、今後控訴審の判断及び事実認定が第1審判決から変更される可能性が相当あることを前提に訴訟に対応してまいる予定です。
このような状況において、未だ確定していない第1審判決の判断及び認定事実のみを受けて、この度ブラック企業大賞にノミネートされてしまったこと自体大変遺憾に感じております。
弊社では、ノミネート後、直ちにブラック企業大賞企画委員会に対して上記状況をご説明し、ノミネートからの削除を求めております。
他方、弊社がブラック企業大賞にノミネートされたことを受け、一部の報道機関からは取材の申込みを頂いておりますが、弊社として上記事情をご説明するなど真摯に取材対応に努めており、現状では弊社の説明内容につき一定のご理解を頂けているものと認識しております。
以上の状況にかかわらず、弊社は、今後も相変わらず弊社事業につき責任と情熱をもって真摯に取り組んで参ります。スタッフ一同、受講生の皆様のお役に立たせて頂けるようこれまで以上に一丸となって全力でサポートさせて頂きます。
最後に、改めて関係者の皆様にはご心配等をおかけしますこと重ねてお詫び申し上げるとともに、何卒ご理解、ご協力賜りたくお願い申し上げます。
2018年12月11日 株式会社ジャパンビジネスラボ